この記事を読んでいただきたい方
●TOEICを受験している方
●TOEIC対策で過去問を使っている方
どうもー
今回は英語学習のお話です。
タイトルの通り、
私はTOEIC対策として過去問を解くべきではないと考えております。
その理由と、じゃあどうやって対策するの?、ということをお話していきたいと思います。
はじめに
こちらの記事でお話した通り、私はTOEIC800点を達成しております。
しかし、私はTOEIC受験にさしあたり、過去問を解いたことは一度たりともありません。
私は、TOEICで過去問を解く必要は全くないと思っております。
もっと厳密に言うと、
『TOEICに限らず、英語やフランス語などの語学を実生活で活用したい、という方は過去問で対策する必要はない』
と考えております。
なぜTOEICに過去問は不要なのか
英語やフランス語などの語学は試験合格を最終目的にするべきではないからです。
その資格がないと仕事ができないというたぐいの資格試験は、資格を取ることを目標にしてもいいと思います。
というのは、資格試験はその仕事をする上で必要になることが多いものの、実際の実務はその資格試験で学んだことがほとんど役に立たないということが往々にしてあります。(私が持っている司法書士や行政書士もそうです。)
一方で、TOEICで学ぶ英単語・リーディング・リスニング、は実際に仕事や趣味で利用するものです。
TOEICでよく出る単語だけを覚えていくという勉強方法があるようですが、そんなことをしていい点数をとっても、その単語が出てくる文章や会話でしか、力を発揮できないことになってしまいます。
具体的な勉強法は?
結論、実用的なトレーニングをしてください。
以下に私が行った方法を紹介しますが、非常にシンプルで拍子抜けするかもしれません。
しかし、これでいいのです。
TOEICの点数は、「テクニック」ではなく、「実力」で取りに行くべきものだからです。
英語のニュースやブログを多読する
インターネットには、日本語テキストよりも英語テキストの方が多く存在します。(当然ですよね。)
すなわち、無料の教材が腐るほど転がっているということです。
これを活用しない手はないです。
以下におすすめのサイトをご紹介しておきますが、まずは「ご自身の興味のある分野のサイト」かつ「ターゲットの年齢層低めのサイト」からスタートすると挫折しづらくて済むと思います。
この3つは結構がっちりニュースです。
わからない単語は【TOEIC800点!】Reading(リーディング)で分からない単語を効率的に覚える方法【自作単語帳】で示した方法を使ってもらえればと思います。
それでも内容が入ってこない場合、一旦同じニュースの日本語版を探して内容を把握してから取り組むといいと思います。
カジュアルなトピックが多いので、ニュースがしんどいって方にはおすすめ。
- 「”英語の国名”+”Blog”」でググる
私は旅行が好きなので、英語で書かれた旅行記(ブログ)を見るが好きです。
ご自身の好きな分野を英語でググってみると楽しく勉強できます。
英語のラジオやYouTubeを多聞する
これもご自身の好きな分野から検索していただくことをおすすめしますが、
私のおすすめは、TEDです。
これは単純にコンテンツの量が充実している、という理由だけでなく、
スクリプトがついており英語学習に適しているからです。
そのため、単に聞き流すだけではなく、
- スクリプトを読んでリーディングの練習
- シャドイングをしてスピーキングの練習
という風に多角的に勉強を行うことができます。
スマホとPCの言語設定を英語に切り替える
これも定番の手法ですが、
最近はスマホやPCに費やす時間が多くなってきているため、相対的に目に入る情報の多くを英語に切り替えることができるようになります。
とはいえ過去問を一度は見よう(解かなくていいです。)
とはいえ、試験形式に対応しておかないと、時間が足りなくなるということが起こりかねないので、
- 本屋さんで過去問をざーっとみて、「ああこんな感じか」とみておく
- 「TOEIC時間配分」とググって、時間配分を決めておく。本番でその時間内に解けなかった大問は飛ばして次へ行く。
くらいは一週間前くらいにしておくとよいかと思います。
これで目標の点数に届かない場合は、
あなたにまだその能力はない、ということです。
しかし、諦めず、勉強を続けてください。
ライバルに先を越されてしまうこともあると思いますが、
あなたが「点数上」でそのライバルに追いついたとき、「英語力」でははるかに凌駕していることと思います。
さいごに
いかがだったでしょうか?
遠回りの勉強方法のようにも思えますが、
英語力をつけるにはこの勉強法が確実だと思います。
(単に試験の点数が欲しい方には、単純に遠回りです笑)
ほなねー