聴覚過敏や難聴予防。Loop Experienceレビュー

この記事を読んでいただきたい方
●聴覚過敏の方
●職場や自宅の騒音が大きく将来の難聴対策・予防をしておきたい方、眠れない方

どうもー

今回はライフハックのお話です。

今の職場がずっと音楽がかかっているのですが、音量が大きすぎて耳が痛くなるほどなのです(たぶんそこにいる人は大音量にさらされ続けて耳が悪くなってきているのでしょう。。。)。
しかし、立場的に音量を下げてとは言いづらい状況です。

騒音は難聴の原因として昔から知られていますが、最近は「ヘッドホン難聴」というキーワードが出てきて、WHOも難聴に対する懸念を強めているところであります。
しかも、聴覚は回復することがなく、徐々に深刻化していくため自覚症状も出づらいといいます。
そのため、若いうちは支障がなくても、歳をとるにつれてどんどん聞こえが悪くなっていくのです。。。

「おっさんやおじいさんになったときに、何度も何度も聞き返すようなことはしたくない!!今のうちから対策しておかなくては!!!!」

そこで、いろいろ探していると、こちらの「Loop Experience」という商品を発見しました。

今回はこちらの使用感などをシェアしていきたいと思います。




スペック

まずは、「Loop Experience」がどのような商品なのかご紹介したいと思います。

端的には耳栓なのですが、大きな特徴は「すべての周波数で18dBの音を低減」するというところです。
完全に音をシャットアウトするのではなく、低減する、というのがこの製品になります。
そのため、私のように職場で使用する必要がある場合で、騒音は減らしたいけど会話は聞き取る必要があるときに、適しているわけです。
楽天公式サイト上では、他に想定される使用シーンとして、テレワークやバイクに乗車しているとき、楽器演奏のときなどが挙げられております。
音は聞く必要があるが、他の音量が過大なときに活躍する、と言えそうです。

18デシベルと言われてもよくわからない方のために、デシベルの目安がこちらです。(DENONサイトより引用)

デシベル目安

また、後半の使用感レビューの章では具体的にどれぐらい低減されたかを書いておりますので、そちらもご参照ください。

続いて、「Loop Experience」の仕組みについても軽く触れておきたいと思います。
端的には以下の画像にまとまっています。

Loop Experience

すなわち、単に耳にふたをするだけの耳栓と異なり、「Acoustic Channel」「Filter」「Ear Tip」の3つを経由して音が耳に届くという仕組みになっているのです。
これにより、音を劣化させることなく、「すべての周波数で18dBの音を低減」することができるようです。

なんかすごそうだけど、それぞれがどのような役割をしてこれが実現できるの?というマニアックなところが気になる方に向けて、公式サイト(下記)をチェックして要約しておきますので、ご参照ください。

Technology
How does Loop work? Most earplugs sound bad because they block sound. Loop does not block sound, but filters it. This way music and speech remain clear, just le...

公式サイトでは少々名称が異なっておりました。見出しは公式サイトに準じますが、上記の順番に要約してまいります。

Acoustic Resonance

内部が耳の外耳道(鼓膜までの道)と同じ長さになっている。ここで下の左の画像のようにすべての周波数の音をバランスよく調整してくれている。(一般的な耳栓は単に耳をふさぐだけなので、ひずんだ音になるという。ちょうど右の画像のように。)

Loop Experience
そのために会話が行えるほどに自然な音が耳に届くという。

Advanced Filter

すべての音を等しく低減するのは、このフィルタで行われているようです。

Closing the ear canal

イヤーチップのことです。Acoustic ResonanceとAdvanced Filterを通る音以外の音が耳に入ると、これらが意味をなさなくなってしまう(周波数の調整がされない、音の低減がされない)ので、複数サイズのイヤーピースが用意されているようです。

開封

Loop Experience

値段が値段だけにしっかりとした箱です。
紙製なので高級感こそないものの、エコなパッケージですね。
大きさ的にはリップクリームより少し大きいくらいで、コンパクトなサイズ感です。
郵便ポストに届けられるくらいの大きさで受け取りの手間も省かれました。

Loop Experience

騒音を低減して、人生を楽しもう
“Loop Experience”はアコースティックチャンネルとフィルターを組み合わせて18デシベルのノイズを低減します。
人生には豊かな経験が満ち溢れています。
さあ、行こう!

Loop Experience

説明は、左右の耳に装着する、とめちゃくちゃシンプルです笑

Loop Experience

ケースつきなのはありがたいですね。
しかもチープすぎないので、持ち歩くのにも抵抗がありません。

Loop Experience

デフォルトで装着されているサイズ(次の画像参照)に加えて、3種類のイヤーチップ、計4種類のイヤーチップが付属されています。

Loop Experience

圧倒的なスタイリッシュさですね。
「耳栓」ではなく「イヤフォン」と言ってもわからないくらいです。
これなら街中で使用していても違和感なさそうです。

Loop Experience

中にはクッションがついており、傷みにくい構造になっております。(薄いクッションなのでどこまで効果があるかはわかりません。)

使用感レビュー

感じたことをざっと書いていきます。

  • 普通の耳栓と異なり密閉されていないので、閉塞感がない。ちょうど、開放のヘッドホンをつけているような感じ。
  • そのため、職場等で連続して長時間使用するのに適している
  • フィット感よい。食事して口をもぐもぐさせてもずれる感じがない。リングが耳殻にいい感じにひっかかるのかな?
  • ワンルームでお風呂の換気扇の音がちょうど消えるぐらい低減具合。
  • ボリュームボタンで1~2回下げたくらいの低減具合。
  • (意味はあまりないけど、)「Loop Experience」をつけたままヘッドホンして音楽が聴ける。
  • 自分の声はイヤフォンや耳栓をつけているときと同様に反響する。反響する程度は若干ましかも?というぐらい。そのため、Loop Experienceを付けながら人としゃべるときは、すこし大きめの声で話す必要がある。(∵反響するということは、自分には自分の声が大きく聞こえる。)
  • 仕事終わりの疲労感が少ない気がする。調べてみると、騒音と疲労には相関関係がありそうでした。

というような感じでございます。

いろいろ書きましたが、総合的には、「いい!!」という感想です!笑
特に、私の目的は騒音被害(興味のないうるさい音楽)が激しい職場で聴覚を守るということ、そして職場なので最低限の会話はできるようになっていること、というところでした。
それをなかなかに満たしてくれる商品なのではないかと思います。

さいごに

いかがだったでしょうか?

少々高価ではありますが、水洗いして何度も使えるもので、作りも安っぽくはなく長くに渡って使えそうなものなので、聴覚過敏の方や職場・自宅の騒音で困っている方、難聴予防をしたい方は試してみる価値があると思います。
また、使用感レビューにも記載した通り、疲労感が軽減されたのが、個人的には驚きかつうれしい効果でした。やはり、聴覚で音を受け取ってそれを処理するという活動に無駄なエネルギーを割いていたんだなーという感じでした。

また、このシリーズで「Loop Quiet」という「Loop Experience」よりも音の低減が大きい(27デシベル)も気になっております。

もしそちらも購入することがあればレビューしていきたいと思います。

ほなね。




このブログを書いている奴

どうもー Champignonです。

このブログでは、法律プログラミング英語・フランス語をメインに、私が学んだことをシェアしていきたいと思います。