Google Dictionary とAnkiで自作単語帳!英語やフランス語など第二外国語にも。

この記事を読んでいただきたい方
●フランス語などの第二外国語の暗記をしたい方
●語学習得は目的ではないが、外国語の文章をサクサク読めるChrome拡張機能が知りたい方

今回はフランス語学習のお話です。
特に単語の暗記方法について、お話したいと思います。

他の外国語でもほとんどの場合用いることができるので、ぜひご覧ください!!

なお、英語の単語暗記方法については、
TOEIC800点!リーディング用。単語を効率的に調べて覚える方法【自作単語帳】でご説明しましたが、
フランス語では、このような便利な拡張子はありませんでした。
(もしご存知の方がいらっしゃれば教えてください!)

そこで、英語以外の外国語でも「anki」を用いて自作単語帳を作る方法をご紹介したいと思います。

ちなみにこの方法を用いて、DELF B2にも合格することができました。

独学でDELF B2合格!点数、対策、感想など。
この記事を読んでいただきたい方●DELF B2を受験しようと思っている方●フランス語の勉強仲間が欲しい方(ぜひお声がけしてください!私も勉...




既存の単語帳じゃだめなの?

前回の英単語のときもそうですが、Ankiで自作単語帳を作るのは、慣れるまで少し時間がかかります。
そのため、

「わざわざ自分で単語帳を作って勉強せずに、既存の単語帳を使って勉強するのではだめなの?」

という方もいらっしゃると思います。

しかし、
以下のような理由から、最初のコストが少し高くとも、自分で単語帳を作っていくことをお勧めします。

本当にわからない単語にフォーカスできる。

既存の単語帳を使っていると、既に覚えている単語や、その後覚えた単語もそのまま掲載されていることになります(当然ですが、、、)。
一方で、自分で単語帳を作る場合、読んでいる記事でわからない単語をピックアップすることになります。

また、Ankiは覚えた単語が出てくる頻度が調整されますので、覚えた単語を何度も見る必要がなくなります。

学習効率にも違いが。

私の大好きな「パレオな男」さんのブログにて、フラッシュカードについての記事がありました。

最強学習法「フラッシュカード」をうまく使うためのガイドライン

既製のフラッシュカードを使うと効果が下がる問題

こちらの記事をご覧いただければ、自作単語帳を作るメリットを感じていただけると思います!

フランス語の単語暗記に必要なもの

英単語の時同様、Chromeの拡張機能を利用します。

いろいろある拡張機能を試した結果、一番のおすすめは、Google Dictionaryです。
(結局Googleですね。Google信者の私が満足したFossilスマートウォッチのFTW4041の1か月使用レビューでも申し上げてますが、私は敬虔なGoogle信者なので、まあやっぱりか、という感じでした笑)

これは、若干Weblioの拡張機能より操作性は劣るものの、英単語の記事で記載したようなオリジナル単語帳が作れます。しかも、これのいいところは、
「単語」だけでなく、「文章」でも日本語に訳すことができ、それを記録できるので、成句を暗記したいときにも便利です。

この拡張機能のほか、英単語のときと同じく、「anki」を用います。

文章では伝わりづらいと思いますので、画像付きで分かりやすくご説明していきます。
この便利さを共感いただけると嬉しいです!!

Google Dictionaryを用いたフランス語暗記

  • Google Dictionaryをインストールする。
  • 右上に表示されたアイコンをクリックする。
    Google Dictionary
  • Google Dictionaryの使用環境を設定する。
    Google Dictionary2
    My language
    訳文を何語で表示したいか、を選択する場所です。
    日本語でもいいですし、例えば「フランス語の訳文を英語で表示する。」といったこともできます。

    Pop-up definitions
    訳文をポップアップ表示させるためのアクションを選択することができます。
    「単語」のみを暗記する場合は上の「単語をダブルクリックしたときに表示させる」を選択いただければよいですが、この拡張機能では先述の通り、「文章」も訳すことができるので、私のおすすめは、下の「単語や文章を選択したときに表示させる。」です。

    Word history

    ここが一番の肝です!
    必ず上の「調べた単語を記録する」にチェックを入れてください!

    この機能を使うと、なんと自分が調べた単語が記録され、それをExcelファイルとしてアウトプットすることができるのです!!
    (下の方の「調べた単語を他の拡張機能にも取得させる。」はお好みで選択してください。)

  • 設定が完了したら、左下の”Save”をクリックして、設定を保存してください。
  • 実際に単語や文章を調べてみます。私と同じように、”Pop-up difinitions”で選択式を選ばれた場合次のように表示されます。
    Google Dictionary3
    若干視認性は悪いですが、選択した文章に対する訳が表示されています。
  • 元のGoogle Dictionaryの設定の画面に戻ってみましょう!
    すると、Word historyの”Number of words stored in history”のところに、調べた回数が表示されているはずです。
    問題なく、1回表示されていれば成功です!
    そして”Download history”をクリックしてみましょう!
    Excelファイルがダウンロードされるはずです。
  • この後は、TOEIC800点!リーディング用。単語を効率的に調べて覚える方法【自作単語帳】でご説明したフローで”anki”に登録していきましょう!!!
  • 自作単語帳の完成!!

ちょっとTips

ポップアップさせるためのトリガーを設定できる

がっつり勉強するときは、さきほどの画像にある“Trigger key”“None”にしておくといいと思います。
そうすると単語や文章部分を選択しただけで意味が表示されるからです。

一方で、普通にネットサーフィンしているときには、少し邪魔になります。
(単にコピペしたいテキストを選択したときにもポップアップされ、検索履歴にも登録される。
→ankiに取り込むときの邪魔になる。)
しかし、機能をoffにしていると、さっと検索したいときには、不便。

そんなときは、“Trigger key”“Ctrl”などに設定しておくと便利です。
この設定をしておくと、単に選択したときには、ポップアップされませんが、
Ctrlを押しながら選択すると、単語や文章の意味がポップアップされることになります。

最後に

いかがだったでしょうか。

勉強しながら単語の意味を調べて、しかもその調べた内容をそのまま単語帳にできる、
これって最強だと思いませんか???

成句の勉強はこちらがおすすめです。

ほな、さいなら。




このブログを書いている奴

どうもー Champignonです。

このブログでは、法律プログラミング英語・フランス語をメインに、私が学んだことをシェアしていきたいと思います。