この記事を読んでいただきたい方
●DELF B2を受験しようと思っている方
●フランス語の勉強仲間が欲しい方(ぜひお声がけしてください!私も勉強仲間がほしいです!)
どうもー
今回はフランス語のお話です。
2021年6月に人生二度目のDELF B2を受験して、結果が返ってきました!
その結果は、、、、
合格しました!!
(タイトルでもろばれでしたが笑)
この記事では、「前回からの振り返り」、「今回の結果」、「各項目に対して行った対策と反省」をご紹介していきたいと思います。
それでは、よろしくお願いいたします!
DELF B2ってすごいの?
まずそもそもDELF B2ってすごいの?という方に向けて、CEFR的に説明しているサイトがあるので、
そこから一部引用すると、、、
・国連英検B級以上
・TOEFL®550点(CBT 213点、iBT 79点)以上
・技術英検の準プロフェッショナル以上(旧工業英検2級以上)
・TOEIC®730点(S&W 290点)以上
・日商ビジネス英検1級
という感じです。
手前味噌ですが、なかなかすごくないでしょうか??笑
TOEICも815点を達成しておりますので、これで、英語とフランス語が両方とも、
「十分なコミュニケーションが可能」
ということになりました!!
(実際にできるかどうかは別ですが、、、)
前回から受験まで
前回の振り返り
先述の通り、私はDELF B2の受験は2度目になります。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_lossless,ret_img,w_100,h_100/https://r-champignon.com/wp-content/uploads/2021/08/InkedScreenshot_20210112_131020_com.android.chrome_LI-6-100x100.jpg)
前回の詳細は上記の記事をご覧いただければと思いますが、
軽く振り返りますと、まず点数はこんな感じでした。
あと「9.5点」足りず、特に聞き取り(compréhension de l’oral)と口述表現(production orale)が突出して低いことがご覧いただけると思います。
また、これらは自分でも低いとは予想していたのですが、
読解(compréhension des écrits)に関しては、自分が予想していたよりも低く驚きました。
内容は理解できていたので、問題形式への不慣れが原因と結論付けました。
そこで、リスニング強化と過去問を軽く漁る、ということを目標に勉強することを決意しました。
テスト勉強
前回の記事をあげたときからがっつり勉強する決意をしていました。
そのため、本来であれば、2月から5月までがっつり勉強することができたはずです。
しかし、この間に私は2つの大きなライフイベントを迎えていたのです。
一つは、退職。そしてもう一つは引っ越しです。
しかも引っ越しは6月の頭に行うことになり、6月一週目のDELF B2ともろ被りでしたToT
そのため、5月は引っ越し準備であまり勉強ができませんでした。
そんなドタバタで試験を迎えてしまったので、結局、前回から心に決めていた、
リスニング強化と過去問を軽く漁るすらままならない状況での受験となりました。
そんな状況でも最後の一週間は、時間が取れたので、
「作文対策」に重点を置いて勉強しました。
テンプレートを覚えるだけで、即使えるので、各科目の中で一番短期間で効果が出やすいと思ったからです。
(どんな勉強をしていたかは、後述します。)
今回の結果
さて、それでは具体的に今回の結果を公開していこうと思います。
合格したことは先述の通りなので、合計点と、各項目の点数を晒します。
![DELF B2 合計点](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_lossless,ret_img,w_568,h_123/https://r-champignon.com/wp-content/uploads/2021/08/score.png)
DELF B2 合計点
![DELF B2 各項目の点数](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_lossless,ret_img,w_574,h_151/https://r-champignon.com/wp-content/uploads/2021/08/detail.png)
DELF B2 各項目の点数
左から
CO:compréhension de l’oral → 6点
CE:compréhension des écrits → 12.5点
PE:production écrite → 19.5点
PO:production orale → 13.5点
となっております。
前回の記事で立てていた目標点数は、以下の通りです。
- 聴解(compréhension de l’oral):15点
- 読解(compréhension des écrits):15点
- 文書作成(production écrite):20点
- 口頭表現(production orale):10点
なので、まったく及んでいないですねw
まあ合格してしまえば、こっちのもんですよ。
しかし、そういってしまってはなんのバリューもない記事なので、
のちに私が行っていた対策と実際にテストを受けての反省を共有したいと思います。
点数に対する感想
対策をご紹介する前に、点数に対する私の所感を述べておきたいと思います。
「compréhension de l’oralやばかった。。。5点の足切りにひっかかりそうになるとは思ってなかった。。。もうちょっと聞き取れたつもりやったんやけどなー」
「production oraleは割とよかったな。めちゃくちゃ論破されたから不安やったけど、しっかりしゃべることが重視されてるのかな。」
各項目に対して行った対策と反省
compréhension de l’oral
対策
上記の通り、たったの6点しか取れていないので、全く参考にならないと思いますw
むしろ、よい勉強方法があれば教えていただきたいです。
- YouTubeで字幕がついてる動画を見る。
私が特に好きなチャンネルは、Easy Frenchです。テーマは身近で、使われる単語も簡単なものが多いので、挫折せず続けられます。
TV5MONDEもよいですが、普通に難しいです。。。 - フランスのラジオを垂れ流す
反省
勉強しているときから、全く手ごたえがなかったので、
今後の課題だなーと思いました。
なんせ、いくらしゃべれても、相手の言っていることがわからなければ、会話が成り立たないので。。。
何かよい勉強方法があれば、本当に教えていただきたいです。。。(切実)
compréhension des écrits
対策
自作単語帳を作ろう!Google Dictionary とAnkiの活用方法!!英語やフランス語などの第二外国語にも。
や
PythonとLINE Notifyで単語暗記!レンタルサーバーで自動通知!?
でご紹介したテクニックを使って、ひたすら多読を続けていました。
また、慣用的な表現は、こちらの本で覚えていきました。
(Google Dictionary は便利ですが、精度はあまり高くなかったりするので。。。。)
反省
過去問での練習は結局一度もできていないので、問題形式に慣れてはいなかったものの、
多読をしたおかげで、意味内容の理解はしっかりできていました。
そのため、選択式問題については、まあまあの正答率だったのかな、と予想します。
一方で、記述式に関しては、あまり手ごたえがなかったので、やはり回答を記述するという訓練はある程度必要だったのかな、と思いました。
(そもそも全部選択式になるという話はどこへ行ったんだ!という感じです。)
production écrite
対策
先述しましたが、ひたすら作文で使えそうな表現を集めて暗記しました。
単語や文法、文章の構成は、compréhension des écritsのところで身につけていたので、
後は、「表現のための型」さえ覚えれば、文章は書けると思っていたからです。
また、私は、production écriteとproduction oraleの対策は、共通化させていました。
というのも、方法は違えど、どちらも表現するという点では同じだからです。
(記述の表現を口述で使うと固すぎる、とかはもっとフランス語をできるようになってから考えようと思っていました笑)
そこで、私は以下のようなサイトで表現を集めて、それを最後の一週間で覚えました。
(本当に助かりました!ありがとうございます!!)
https://koko-blog.com/delfb2expression/
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_lossless,ret_img,w_100,h_100/https://r-champignon.com/wp-content/uploads/simplicity-cache/b806aba15f25cc90f2816aad7284bd73.jpg)
あとは、自分で長文読解やリスニングの練習をしているときに、
「これは使えそうだな」
という表現を貯めておくことです。(私は、ankiにぶち込んでいました。)
反省
点数には満足しているので、特に反省はありませんw
ただ、「表現のための型」を貯めておくと、すらすら記述できることがわかったので、
今後もこの方法で記述を伸ばしていこうと思います。
production orale
反省
先述の通り、対策は記述と共通化させていたので、反省だけ。
ある程度しゃべることはできましたが、議論のときむちゃくちゃ論破されましたw
後から考えれば自分が隙だらけの議論を展開していたのが悪いのですが、どうしても自分がしゃべれる範囲のことしか言えないので、そのような議論になってしまいました。
(結果、そこそこの点数がもらえたので、とりあえずしゃべることが重要というのがわかりましたが。)
これもひたすらいろいろな表現を増やしていくことが、まずは必要なことなのかな、と思いました。
さいごに
いかがだったでしょうか。
合格したうれしさで乱文になっている感じはあります。
もし詳細を知りたい部分があれば、コメント下さればと思います。
現金なもので、受験から結果発表までは不安でまったくフランス語の勉強をしなかったくせに、
合格すると変に自信をつけて、「もっとフランス語を極めよう。」というテンションになっております。
なので、また何か新しい能力を身につけられたら、こちらでシェアしていきたいと思います。
ほな、おーきに。
11月25日追記
証明書まだかなーと思い、ちょくちょくDELFのサイトを眺めていたところ、先日、
6月に実施いたしましたDELF DALF 春季試験のディプロムにつきまして、フランスよりまもなく発行される旨の連絡がありました。長い間お待たせいたしますことをお詫び申し上げます。
もう少々お待ちくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
という更新がされました。
気長に待ちますか。