インサイダーを超速で解説【株初心者】【ほーりつ解説】part 1

この記事を読んでいただきたい方
●これからNISAで株をはじめようと思っている方
●インサイダーの概要だけサクッと知りたい方

どうもー

今回はほーりつ解説、インサイダーのお話です。

「インサイダー」
なんとなく聞いたことがあるけれど、なんなのかよくわからない、という方もいらっしゃるかと思います。

NISAで株を始めてみたいけど、調べてるうちに「インサイダー取引規制」というのがあって不安になった。

そんな方のために「インサイダー取引規制」の概要をサクッと解説していきたいと思います!

 




インサイダー取引規制の趣旨

まずは「インサイダー取引規制」の趣旨についてご説明したいと思います。

 

早く、どんな場合がインサイダーに該当するか、教えてくれ!!(怒)

という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、法律やルールはその趣旨を理解しておくことで、詳細を忘れてしまった場合でも、違反になるケースの判別がつく場合が多いです。
そのため、趣旨を理解しておくことは非常に重要なことだと考えます。
(むしろ趣旨を理解できれば、それ以降は読まなくても大丈夫なぐらいです。)

 

さて、さっそく趣旨を一言で言ってしまうと、
公平な株式市場を守り投資家が安心して取引できるように、
普通の人が知りえない情報を持ってる人は、
その情報が公開されるまで取引したらアカンで!

ということです。

少しだけ解説すると、
株をまだ始めていない方でも、その会社の決算がよかったり、超有名企業と提携したりすると、株価が上がったり
逆に、粉飾決算をしていたり、売り上げが落ちたりすると、株価が下がる、ということはニュースで聞いたり、感覚的に分かっていただけると思います。

当然、それらの情報は、我々がニュースで知る前に、内部の人(インサイダー)は知っています。

インサイダー

インサイダー取引規制が存在しないと、内部の人は自由に株式を取引できることになりますが、
そうなると、内部情報を基に大きな利益を得たり、また大きな損失を回避したりすることができることになります。

しかし、株式市場がそのような状態になると、外部の人は明らかに不利であり、
「もしかしたら、内部の人が情報を掴んでいて外部の自分たちだけ損失を被るかもしれない。。。。」
と疑心暗鬼になり、安心して取引ができなくなります。

すると、
式市場の取引がどんどん縮小していき、企業の資金調達の手段がなくなり、
その結果、健全な企業活動が立ち行かなくなり、日本経済の縮小につながってしまいます。

このような理由から、先述のような趣旨をもって、インサイダー取引規制が制定されていることになります。

一旦ここまで

次回以降でインサイダー取引規制の要件を軽くご説明しますが、趣旨さえわかってしまえば違反するリスクはほとんどないと思いますので、ここで、読み終えていただいてもかまいません笑
(※ちなみに、「要件」とは、違反になるときの条件、みたいなイメージの法律用語です。)




このブログを書いている奴

どうもー Champignonです。

このブログでは、法律プログラミング英語・フランス語をメインに、私が学んだことをシェアしていきたいと思います。