大学在学中に司法書士試験に合格するために必要なことベスト3

この記事を読んでいただきたい方
●司法書士試験に大学在学中に合格したい方
●ダブルスクールで学校との両立がうまくいかない方

どうもー

今回は法律、司法書士のお話です。

私は、こちらにも記載の通り、司法書士の試験に合格しております。
しかも、大学在学中に合格をはたすことができました。

そこで今回は、私がどのようなことを意識して学習に取り組んでいたかをお話したいと思います。




はじめに

はじめに私がどんな環境で勉強していたかご紹介しておきたいと思います。

  • 大学は法学部
  • 予備校はLECの初学者コース(いわゆるダブルスクール)

  • 使用教材は、LECの初学者コースに付属のテキストと過去問。条文や判例チェックとして以下の書籍。
    (不必要にいろいろなものに手を出さないようにしていました。知識の深さは判例六法とわからないことはすぐにググる癖をつけることで作れます。)

学校の勉強と司法書士の勉強を切り離して考えない

これは法学部の方限定になってしまうのですが、
学校の勉強と司法書士の勉強を切り離して考えないようにしましょう。

私は、勉強始めたてのころは、

司法書士に受かるのが第一、学校の勉強は別に頑張らなくていいや

司法書士は難関資格ですし、またこの資格に通るだけで求人もたくさんあります。
また、司法書士の試験と比べると、大学の勉強は学術的というか、深すぎるので、
学習科目が多い司法書士の勉強をしながら、大学の勉強をしっかり行うのは、なかなかしんどいものがあります。

そのため、こんな風に考える方は多いのではないかと思います。

しかし、それはもったいないです!!!

確かに、大学の勉強は、司法書士試験という意味ではToo Muchな内容ではあります。

ただ、例えば民法の判例を覚えるだけでなく、その判決に至るまでの議論や考え方を知ることで、
単純なる暗記ではなく、根拠と一緒に覚えることができ、忘れずづらくなります。
加えて、議論・考え方&判決をセットで勉強することで、法的な考え方が身につきます。

これは非常に重要です。

条文は必ず引く。関連する判例もチェックする。

ほぼ全員が、なんらかの予備校や市販のテキストを使用して勉強するものと思います。

そのときに、参照されている条文は必ず引いて自分の目で確かめるべきです。
特に実体法は絶対にそうするべきです。(手続法は可能であれば、というイメージです。)

その理由は、テキストや判例は、結局のところ、
「条文から生まれたもの」
だからです。

法律を学習するときに条文を読まないことは、
英語などの第二外国語を読むときに文法を全く知らずに取り組むのと同じくらい愚かなことです。
雰囲気だけはわかるようになっても、根本的な理解には至りません。

過去問を解きまくる。

上二つで、法律に対する理解を深めたうえで、あとは実践です。

過去問はテキストを二周したあたりで取り組み始めましょう。
(一周では理解不足で、後述するような「論理的な解き方」ができないことが考えられるからです。)

このとき、意識してもらいたいのは、論理的に答えを出すことです。
思考の順番としては、

  1. 問題文と選択肢を精読する。
  2. 該当する条文・判例を正確に思い出す。
  3. それらの要件を問題文に当てはめて、正解を探す。
  4. 答えを見る。
  5. (正誤は気にせず、)解説文を熟読する。
  6. 知らない条文や判例があれば、必ず調べる。

という感じです。

3番と6番が特に大切です。
テキストを二周すると、ある程度感覚で正解できるかもしれません。
しかし、そのような解き方をしていると、ある程度から成長することはできず、決して合格点をとることはできません。
それどころか、過去問を解く意味すらないと思います。

それは、
過去問を解く意味は、単に問題形式に慣れるだけではなく、
テキストで身につけた知識を、条文・判例に照らして答えを導き出す、アウトプットの練習の機会だからです。

実際の現場でも、単に法律知識を持っているだけでは不十分で、
それを実際の事例に当てはめて答えを導き出す力が求められるので、
必ず上記のことを意識して過去問に取り組むべきです。

さいごに

いかがだったでしょうか?

今回は、司法書士試験の受験の際に、私が意識していたことを共有させていただきました。
また、司法書士試験に通れば、行政書士試験はノー勉で通ることができるくらいの知識が得られます。
(私がそうでした。)
そのため、在学中から司法書士試験の勉強に取り組むと、卒業までに「司法書士」と「行政書士」の資格をもつことができます。
これは、目指すしかないと思います笑

他に聞いてみたいことがございましたら、遠慮なくコメントください!

ほな、さいなら。




このブログを書いている奴

どうもー Champignonです。

このブログでは、法律プログラミング英語・フランス語をメインに、私が学んだことをシェアしていきたいと思います。