どうも、Champignon(きのこ)です。
今回は、あんまりおいしくなくて放置していた安ワイン(白)を使って、
「ホットワイン」
を作りました。少しだけ前半いらない話をするので、興味がない方は、レシピへ飛んでくださいw
どこで知ったの?
私は、ホットワインをフランスのストラスブール(右上らへん。ドイツの近く)で初めて飲みました。私が訪れたのは、2018年のちょうどクリスマスの時期でした。そういうこともあって、ドイツのクリスマス文化に大きく影響を受けて、クリスマスマーケットが盛んなストラスブールに行くことにしました。
(cf.ちょうどこの時期に凄惨な事件があったので、訪れる際は情報収集と警戒心を怠らないようにしました。)
生憎の雨でしたが、駅に降り立ち少し歩くとそこには夢のような世界が広がっていました。
ホットワインは大体400円から500円くらいで売られています。”Rouge”は”赤”という意味なので、こちらは赤ワインのホットワインですね。
そして、Vin Chaud Rougeの実物が、こちらです!!
一見、普通の赤ワインに見えますが、まったく別の飲み物と思っていただいた方がいいです!後述しますが、これには、たっぷりとスパイスや果物が使われているのです!
なので、ホットワインの屋台の近くは、スパイスの香りで満たされています。
これを飲みながら、ホットドッグ(これもドイツが近いのが影響していると思われます。他にもドイツっぽい食べ物がたくさんありました。)を食べ歩いたりしました。
また、ワインのアルコールに加えて、「スパイス」が含まれているからか、体の芯から温まることができ、しとしとと冬の雨が降る中でも、それほど気にならず、街歩きをすることができました。
ストラスブール大聖堂
クリスマスツリー
レシピ
さて、丁寧に私の思い出にお付き合いいただいた方、ありがとうございます。
ここから本題の作り方に進んでいきます。既存のレシピで作ろうかな、と思ったのですが、見ていたレシピに書かれている食材がうまくそろわなかったので、いろんなサイトを見ながら自分なりにアレンジして作りました。
ただ、それでも私がフランスで実際に飲んだようなホットワインを作ることができました。実際に作って気付いたのですが、「とあるスパイス」さえ外さなければ、本格的なホットワインを作ることができそうです!!!
用意した食材
- 白ワイン(安いやつにしてください!スパイスで元のワインの香りはほとんどしなくなるのでw)
- はちみつ
- いよかん(オレンジとかレモンが定番ですが、スーパーによさげなのがなかったです。でもなんか和洋折衷な感じでいいですよね)
- シナモン
- カルダモン
- スターアニス
1つだけめちゃくちゃ強調しているので、バレバレかもですが、この「スターアニス」こそが、ホットワインたらしめる鍵となるスパイスだったようです。袋を開けた瞬間、雨に濡れて震えながら飲んだ、あのフランスのホットワインの味・香りがよみがえってくるようでした。
いよかんとスターアニスは今回のために買ってきましたが、シナモンとカルダモンは、【ぼっち料理】チャイつくチャイな!で書いた通り、「チャイ」を作るときに買っていたので、新たに買う必要はありませんでした。(ということは、「ホットワイン」と「チャイ」どちらかを飲まなくなってしまっても、もう一方のドリンクを作るのに流用できるということですね!!)
作り方
さて、作り方はこれらの食材を鍋で温めるだけではあるのですが、1点注意があります!それは、
温めすぎるとアルコールが飛んでしまうことです!!
そのため、沸騰直前で鍋を火から外す必要があります。一方でスパイスは温めないといい香りがでてきません。そのため私は鍋にすべての食材を入れてから30分くらい放置して温め始めました。(あってるか知りませんがw)
- すべての食材を鍋にいれて、30分間放置
このとき、いよかんの皮はよく洗い、切れ目を入れて投入。
カルダモンはタネを取り出し、すりつぶして投入。
- 放置完了後、最大限の弱火で加熱。こまめに振ったりして一気に温度が上がるのを防ぎましょう。
- 沸騰する寸前に火を止め、スパイスが入らないよう、茶こしを使ってコップに移しましょう。
- 完成!!!!!!!!!!!!!
目をつぶって香りを嗅ぐと、そこはもうクリスマスマーケットです!!
こんな時期だからこそ、いろんな国の食べ物・飲み物を楽しんで、旅行気分を味わいたいですね。
アレンジ
上記のレシピにアレンジを加えたものを随時記載していこうと思います。
- 【ぼっち料理】チャイつくチャイな!のアレンジのところにも記載しましたが、「ブラックペッパー」を入れると、体の芯からあったまっていきます!!
さいごに
いかがだったでしょうか。スパイスをそろえるのは若干面倒ですが、1回揃えてしまえば、チャイなど他の飲み物にも使えたりしますし、調理自体は本当に簡単なので、ぜひやってみてもらいたいと思います。
おすすめの飲み方は、窓を全開にして、部屋をキンキンに冷やして飲んでほしいです。芯から冷え切った体に染みわたる感覚がたまらないです。
ほな、さいなら。